新型コロナウィルスが世界中で猛威を奮い、経済は大混乱、従来の社会構造、働き方や余暇の過ごし方まで変えてしまいました。

『飲食業はもうあかん』

『ホテル業界はもう終わり』

そんな声がそこら中で飛び交っています。

世界中が国境を遮断し、航空業界が大打撃、旅行客が減ったら当然ホテル業界も宿泊客がいなくなり、外出自粛で飲食業は閑散とし、食品卸の会社も売上は激減。

まるで、『風が吹けば桶屋はもうかる』このことわざ通りです。

外国で言うと『Butterfly　effect』ですかね

連鎖的にいろいろな業種に影響を与えてしまっています。

今回の緊急事態宣言を受け、多くのお店が自粛休業し、企業はリモートワークに切り替えられました。

来店型店舗ではお客様が来ないと商売が成り立ちません。

ただ、飲食店でも早い段階で配達・持ち帰りに切り替えたお店は、逆に業績を伸ばしているところもあるそうです。

まさにピンチはチャンスですよね

企業もリモートワークに切り替え、従来と変わらない業績を上げている会社もあります。

当社でも案内はRemote（詳しくはこちらをご覧ください）に切り替え、商談はZoomで行ったりと、それなりの対応は施しました。

そのおかげで、大きく業績を落とさず営業することができています。

『人通りがなくなった。もうダメだ。』

『こんなんじゃ商売あがったりだ。おとなしくしておくしかないな。』

こう思っていた人は、1人10万円の給付金の申請、自粛要請を受けての助成金を受け取り、お店再開のタイミングを見計っていたのですよね。

リモートワークでもうまく使いこなせた人と、波に乗り切れなかった人とが現れました。

毎朝満員電車に揺られ出社し、デスクワーク、営業回りしていた人がいきなり自宅でオンラインで業務をこなせと言っても無理が生じます。

逆に、オンラインでも従来通り、従来以上の業務をこなせた人は、自粛解除後も就業先でリモートワークの権利を得れるかもしれませんし、フリーランスとして自立するきっかけを構築できたかもしれません。

Zoom飲み会っていうのも流行りましたよね。

会社の親睦会、懇親会には出席したくないという若者も増えていますが、彼らにとっては打ってつけの好機になったかもしれません。（笑）

出社もままならず飲み会も開催できない今、人と人とのつながりがより一層大切に思えた人も少なくないでしょう。

急激に家族と過ごす時間が増え、『コロナ離婚』と言われる言葉まで生まれました。

そりゃ今まで会社会社、仕事仕事と言って飲み歩き家庭を放り出していた男たちが、毎日朝から晩まで自宅に張り付いていたのでは奥さんもたまりませんよね。

うちでも奥さんのストレスが溜まってきたタイミングで（結構早いタイミングでしたが）在宅勤務からオフィスへ出社しての勤務に切り替えました。

そのおかげでコロナ離婚に至らずに済んでいます。（笑）

今回この新型コロナウィルスにより、

人と無理して会わなくていい。

必要のあるタイミングのみ、人と会う。

極々当たり前なことなのですが、今までは社会で生きていくために仕方なく行っていたこれらのことを考えさせられるようになりました。

このストレスから解放された瞬間だったのかもしれません。

追伸

緊急事態宣言が解除され、街中に多くの人々があふれ出しました

このまま終息してくれるに越したことはないのですが、まだまだ予断を許しません。

みなさんも感染に注意しながら経済活動にいそしんでください。

まだアフターコロナではなく、ウィズコロナですからね。