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2025年7月8日

7/1~7/5までモンゴルへ出張してきました

その目的は、毎年開催されるRE/MAX AJIA PACIFIC CONVENTIONに参加するためです。

昨年のBali、一昨年のタイのバンコクと3年連続の参加となります。

このイベントは強制参加ではありませんが、RE/MAXのオフィスオーナー、エージェントなら誰でも参加できるイベントで、今回は日本から約40名参加しました!!

モンゴルというと、みなさんどんなイメージを持ちますか?

馬?ゲル?草原?

実は、私の周りでも「行ったことあるよ」という人はほとんどいませんでした。

それほど、近くて遠い国──それがモンゴルなのです。

モンゴルとは?国土・人口・ウランバートルの都市構造を現地レポート!

人口は約350万人、でも国土の広さは日本の約4倍。

国土のほとんどは草原です。

空港からモンゴル一番の大都市ウランバートルまで行く道はほぼ草原でした。

草原を突っ切ってウランバートルへ向かうのですが、その道は大渋滞。。。

アジアの発展していく国のあるあるなんですが、交通網が発展していないため(電車がない)、移動手段は車になり大渋滞を引き起こします。

空港からウランバートルまで、約1時間半かかりました。

私とは別便で到着した人たちはもっと大渋滞に巻き込まれ、2時間以上を要したようです。

というのも、モンゴルの国の人口は約350万人に対して、約半数の160万人がこのウランバートルに住んでいるそうです。

そのウランバートルですが、都市部は集約されています。

ウランバートル自体は約4,704 km²と東京都の約2倍に該当するのですが、都市部だけに限定すると約200km,これは大阪市と同じくらいの広さですが、ここに160万人の人口が集中しているわけです。

冬は極寒になり、マイナス30度、マイナス40度になることもあるそうなので、都市機能を集中しないと生きていけないのですよね。

その影響もあり、夏場に建設工事は集中しています。

街の至る所で建築ラッシュです!

高層ビルやショッピングモール、そして高層マンションの建築が次々に行われていました。

でも、郊外に行くと草原しかない。

多くのゲルがいまだ存在していたり、そこら中に馬や牛が放牧されており、モンゴルらしい風景もいまだ残り続けています。

人口350万人でエージェント1500人!?RE/MAXモンゴルの驚異の成長力

RE/MAXの中でもモンゴルはAJIAで一番盛り上がっている国になります。

モンゴルのRE/MAXはJapanと同じく2015年に進出、2020年以降に急拡大中。

現在は、RE/MAXオフィスの数は100を超え、エージェント総数も1500名もいるそうです。

その全てのオフィスがウランバートルに集中しているそうなので、人口160万人に対してエージェント1500名です。

1000人に1人がRE/MAXのエージェント。

なぜこんなに拡大したのかというと、モンゴル人は副業・個人ビジネスに積極的という国民性があり、RE/MAXの「個人事業主エージェント制」と親和性が高いためかもしれません。

また、長い期間極寒の環境を強いられるため、在宅ワーク、リモートワークにも適している環境でもあります。

さらに、モンゴルでは外資系ブランドへの信頼度が高く、就業機会も首都圏に集中しているため、自立・独立型のキャリアとしてRE/MAXエージェントが選ばれている側面もあるのではないかと感じました。

現地RE/MAX HUBから得た学びと、自社への決意

その中でも、5オフィス300名のエージェントを抱えるBIGオフィスのオーナーさんとお話ししてきました。

RE/MAX HUBのTEMUULEN CEOと、OCHIR CEOです!

TEMUULENオーナーとはタイで行われたAjiaコンベンションの時にも話をしてもらいました。

その当時は3オフィスで150名のエージェントを抱え、エージェント教育のこと組織体系のことを教えてもらい、すごく刺激を受けました。

その当時のうちのオフィスはようやく20名ほどのエージェントを抱えるオフィスで、日本ではTop3に入る大所帯のオフィスではあったのですが、この話を受け20名で悩んでいたらダメだ、50名、100名になった時にどうしていくか考えよう。

そう決意できたきっかけになりました。

そして、32名のエージェントを抱えるオフィスになり、また沖縄のエージェント9名を合わせると41名のエージェントを抱えるオフィスオーナーの立場になりましたが、ここでまた打ちのめされます。

20名→40名、数字だけでいうと倍増かもしれません。

でも、その間にモンゴルのRE/MAX HUBは150名→300名に拡大していたのです。

驚愕ですよ!!

2年間で150名のエージェントを増やしているのですから。

しかもですよ、その2年前に語ってくれた時は、

『エージェントを厳選するために、生産性のないエージェントは辞めてもらっている』

そう話していたんですよ。。

そして今度はもう一人のオーナーであるOCHIR オーナーとの出会いです。

OCHIRは日本にも住んでいた経験があり、私たち数名の日本のオーナーに向けて熱いメッセージを発信してくれました。

『私たちオフィスオーナーは、エージェントさんの人生を変えてあげるのが仕事。ほんとうに人生が変わっていく姿を見れるのは楽しい。最高の仕事です!!』

最高の環境を与え、最高のパフォーマンスを発揮できるように準備する。

そのためにすることは・・・

と、数々のヒントをもらいました。

一言一言が熱く、本気度がにじみ出ており、エージェント一人ひとりへの愛がひしひしと伝わってきました。

「この人と一緒に仕事がしたい」──そう素直に思える、稀有なリーダーたちでした。

普通に生きてて、普通に一生懸命仕事をしていても、こんなに一言一言に感動することがあるのでしょうか?

そして最後に言ってくれた言葉、

『数が全てではないけど、エージェントさんは30名集めるまでが大変。でもそこからはエージェント自身がどんどん発信してくれる。自分に自信を持てるようになれば、周りに自分がやっている仕事の面白さ、やりがいなどをどんどん発信するようになり、自然にエージェントが集まってくる。ここからはイージーだよ。』

と。

日本のRE/MAXでは多くのオフィスが10名前後となっています。

20名前後を抱えるオフィスは日本全国でも4~5社程度であり、エージェント数が少ないオフィスは苦戦しているところも少なくないのです。

ちなみに、OCHIR CEOがセミナーで語っていた中では10~30名のスモールオフィスという表現をしていました。。

実際うちのオフィスでも30名近くなったときから、できる仕事の範囲、見える景色が大きく変わりました。

相乗効果がより強くなり、素晴らしいエージェントさんたちが自然に集まるようになってきています。

今まではエージェント100名というのを意識したことがありませんでしたが、今回のモンゴルで100名、150名のエージェントさんが集うオフィスが作れたらどんな世界が待っているのだろう?

そう強く意識するようになりました。

そのためにやることは明確です。

在籍するエージェントさんたちを一番星に輝かせるためにできること、それを最大限に実現する。

最高のパフォーマンスを発揮できるように、加入時からプロデュースをすること。

教育体制含め、スタートダッシュできる環境を整えていくこと。

2年後にはエージェント100名、そして一人一人のエージェントが口をそろえてこの仕事を選んでよかった、そう言ってもらえるオフィスを目指します!

でも、モンゴルから学んだのは、“数”ではなく“人”に向き合うということ。

今ここにいる仲間を輝かせることが、未来の100名への一歩につながる。

私たちのRE/MAXも、いま進化の途中です。

これを読んでくれたあなたも──一緒にその景色を見に行きませんか?

この記事を書いた人
大西 征昭

オーナー

大西 征昭Masaaki Ohnishi

不動産のことなら何でもお任せ。
ただの不動産屋ではないです、不動産の専門家です

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