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  3. RE/MAX のエージェント制度とは?
2019年10月17日

RE/MAX L-styleでは、エージェント制度を導入しています。

というより、うちのオフィスだけでなくRE/MAX の加盟店は全てこのエージェント制度により活動しております。
海外の不動産取引では、各エージェントが顧客に寄り添い、顧客の利益の最大化を図るため活動しています。
エージェントが担当するのは、売主買主双方ではなく、売主側のみ、または買主側のみです。
それは、双方仲介することにより、双方の利益を確保することが非常に難しくなるからです。
多くの取引では、買主の利益=売主の不利益、売主の利益=買主の不利益に繋がります。
分かりやすく言うと、
高く売りたい売主と、安く買いたい買主の利益が合致することが難しいからです。
このことは以前から不動産業界で取り沙汰されていました。
囲い込みという、売主側業者が自ら買主も見つけるために広範囲で募集をかけず、直接のお客様のみに物件を紹介する、こういったことが長年行われてきています。
それはもちろん何のためにするのか?
売主側のみの担当をする仲介業務を行う場合、仲介手数料は売主側からのみ取得します。
逆に、買主側のみの担当をする場合、仲介手数料は買主側からのみ取得します。
仲介手数料の上限は、売買金額の3%+6万円(400万円以上の物件の場合)になりますから、3千万円の取引をした場合、買主側業者は最大96万円(消費税別途)、売主側業者も最大96万円(消費税別途)受け取ることができます。
これを双方仲介した場合、192万円(消費税別途)受け取ることができるので、大手不動産会社などでは、営業マンにこういう取引を推奨してきたわけです。
でも、私たちRE/MAX エージェントはお金のためだけに業務を行なっていません。
自分に依頼した依頼人にとって、最も有意義な売却方法、最も有意義な購入方法を提案しています。
それは、RE/MAX の基本理念、Everybody Winsに基づいているからです。

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顧客の利益の最大化を図ることにより、自らのビジネスになり、それがお客様の幸せに繋がり、ひいてはそれが自らの成功にも繋がるというものです。
取引する全ての人間が笑顔になり幸せになる、そんな取引を目指し活動しています。
取引の過程で、その物件の価値を最大限引き出し、買主に提案する。
それが双方仲介に繋がることもあり得ます。
ただしそれは、双方から仲介手数料を取得したいがための取引ではなく、売主側のメリット、買主側のメリットを双方から引き出しているからです。
最適なお客様に最適な物件を提案する。
それが海外のお客様になることもあるわけです。
RE/MAX では、日本の不動産業界では珍しく、海外との取引も活発に行っています。
毎月のように、海外のRE/MAX に在籍するエージェントが日本にやってきては、海外不動産を紹介しにやってきたり、海外のお客様に日本の不動産を紹介するために情報交換を行なっています。
日本人には魅力のない不動産でも、海外の投資家さんにとってはとても魅力的に映る物件も数多く存在します。
私たちは、そのお手伝いを行なっています。
最近他の不動産会社でも、エージェントというものを名前だけ導入してはおりますが、それはほとんどが名ばかりのフルコミッションの営業マンだったりします。
エージェント制度は雇用制度ではなく、業務委託の制度なので、同じように思われがちなのですが、RE/MAX のエージェントは、その活動内容一つをとっても、似て非なるものになっています。
RE/MAX では、顧客の開拓から、提案方法、活動方法まで各エージェントによって異なっています。
外国語が堪能なエージェントは、その語学力を活かし、海外でセミナーを行い集客したり、法人のクライアントを持っているエージェントは、物件紹介だけでなく既存の保有物件の有効活用、運営方法までアドバイスしています。
一つの物件を購入する、売却するだけでなく、長期に渡り寄り添った関係になる。
生涯のパートナーのつもりでクライアントさんとお付き合いをしております。
なので、信用や信頼もされ、多くの相談に乗らせていただく機会が発生するのです。
もちろんその中には、お金にならない案件も多数存在します。
遠方まで同行しなくてはいけない業務も時たま発生します。
そういったニーズに応えるためにも、自由出勤であり、エージェントにノルマも設定されていません。
オフィスの仕事よりもクライアントの要望が一番。
臨機応変に対応する対応力、そして提案力が求められているわけです。
会社という枠に捉われない、型破りな資質を持つ人間だからこそできる提案もあったりするわけですね。
エージェントとして活躍できる資質として、何が求められるか、それはその各人の能力やネットワークだけではありません。
私たち不動産仲介の仕事は、『物件をただ紹介すること』ではありません。
それなら、AIの方が、よっぽどお客様のニーズに合った物件を紹介してくれるでしょう。
一度Amazonで買い物すると、オススメ商品がどんどん掲示されますよね?
好みに合った情報を自動的に抽出してくれます。
お客様が見たい情報をただ紹介するだけ、そんな仕事でもお客様も頼みたくはなくなるでしょう。
問い合わせした物件を内覧して申込みしただけなのに、高額な仲介手数料を請求される。
そりゃ、
『不動産屋さんって儲かるでしょ?』
と言われますよね?
なので、そういう仕事をしていてはエージェントは務まりません。
お客様のニーズをくみ取る力、会話の中からそれを読み解く読解力、お客様が気付いていないニーズを引き出す提案力、そしてお客様が求める情報、知識を提供する力も必要です。
『そんなの無理でしょ?』
そうですね。
でも、それらの力を持ち合わせているからこそエージェントとして好成績を残すことが可能になりますし、お客様から求められる存在にもなれるのです。
『そんなスーパースターばかりがエージェントなの?』
そう思われるかもしれません。
でも、それは、自分一人で全て完結する必要はないのです。
物件収集が得意なエージェントは、顧客を持つエージェントとタッグを組むことにより、提案範囲が大幅に広がりますし、既に顧客を持つエージェントは、幅広い相談に乗れるよう税理士、行政書士、司法書士、弁護士などの専門家にすぐに相談できる環境を作ればいいだけです。
ただ、自分一人でそういった環境を作ることはもちろん容易くはありません。
なので、いずれかのオフィスに在籍することにより、その環境を作り上げていくのです。
うちのオフィスには、今8人のエージェントが在籍しています。
私を含めると9人のチームになります。
エージェントチーム以外にも、顧問税理士さん、顧問弁護士さんがいますし、仲のいい司法書士さん、行政書士さんもいます。
内装工事屋さんも、消防工事屋さんもいます。
各エージェントがそれぞれ持つブレーンを持ち寄り、どんな相談事にも対応できる環境に身を置くことにより、自分一人一人の力が最大限に発揮することができるようになっていくわけです。
一人一人が個人でできることは、小さなことしかできないかもしれません。
でも、多種多様な人材が集まれば、どんな案件でもこなしていくことが可能になっていきます。
私たちRE/MAX L-styleでは、こうしたチーム作りを実践し、お客様の利益の最大化を図ろうと取り組んでいます。
一人の案件は全員の案件
そういう考えで、みんなで協力しあいながら活動をしています。
不動産のことで、お困りごとがあればぜひお気軽にご相談ください。
みんなで知恵を絞りながら、一緒に解決していきます。
『そんな不動産屋さん探していた』
こういうお声をいただくのを楽しみにしています
というわけで、お気軽に何でもご相談ください。
メールお待ちしております
この記事を書いた人
大西 征昭

オーナー

大西 征昭Masaaki Ohnishi

不動産のことなら何でもお任せ。
ただの不動産屋ではないです、不動産の専門家です

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