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2020年1月24日

エージェントには興味あるけど、いったい何をしたらいいの?

どうやって活動していけばいいのという質問をよく受けます。

私たちRE/MAXのエージェントは不動産取引をするために集まっています。

つまり、不動産仲介が主な仕事になります。

不動産仲介って難しそう、専門知識が必要なんでしょ?

たしかに、不動産取引と言っても『賃貸仲介』から『店舗などの事業用賃貸』『戸建やマンション』『一棟マンションやアパート』『事業用土地』『借地』『山林』など多岐にわたりますから、エージェントとして活動を始めてみたはいいけど、お客様から相談を受けてもさっぱり意味が分からない。

なんてことも起こり得ます。というより、しょっちゅうかもしれません。

ただ私たちRE/MAX L-styleには仲間がいます。

一緒に働いている他のエージェントたちの経験・知識を活かすことができれば何の不安もいりません。

最初当社がRE/MAXに加盟したタイミングでは、エージェントは私一人でした。

お客様が相談する相手も私一人、悩み事を解決するのも私一人。

人間一人に与えられた時間はたった24時間しかありません。

その中で、お客様を集める作業(集客)、物件を集める作業(情報収集)、案内調査契約

これらを全て一人でこなすことが必要でした。

とてもじゃないですが、月に2-3本契約するのがやっとです。

私たちの仕事は、『人』と『物件』をつなぐ仕事です。

『買いたいお客様』には『物件』を紹介し、『物件を売りたいお客様』には買いたい『お客様』を紹介する。

『人』と『物件』をつなぐ仕事なのです。

でもそれを一人でこなすとなると、『人』を集め『物件」を集めなくてはいけません。

これってとても大変な作業なのです。

『人』を集めるためには、ブログやSNS、セミナー、ポータルサイト、チラシやDMなどで集客します。

かたや、『物件』を集めるためには『情報』を持っている業者さん、『物件』を保有しているお客様にお会いしなくてはいけません。

それぞれに生息している場所が違うのです。

なので、『人』と『物件』を集めるために右往左往し、何往復もしなくてはいけません。

でも、冷静に考えればその作業を一人でする必要があるのでしょうか?

情報を持っている人は、お客様を持っている相手にアプローチすればよく、お客様を持っている人は情報を持っている人にアプローチすればいいだけのことです。

大手不動産会社のようにノルマ制があり、数字を上げなくてはいけない、両手取引をしなくてはいけない、そんなしがらみはRE/MAXエージェントにはありません。

なので、自分のできることを最大限に活かし、自分の得意分野だけを磨いていくことも可能です。

お客様のニーズをくみ取り、お客様だけを集める作業をするエージェント。

不動産会社や不動産所有者にアプローチをかけ情報だけを集めるエージェント。

この2人が合わされば最強のタッグが組めませんか?

もちろん、お客様をたくさん保有しているエージェントは何人いてもいいし、情報をたくさん保有しているエージェントは何人いても構いません。

また、リノベーションなど不動産に付加価値をつける提案ができるエージェント、新しい切り口で市場を開拓できるエージェント、買ってもらった物件をリーシングしたり、安心して任せれる管理をしてくれるエージェント、リスクを事前に調査してくれるエージェント、こんな仲間がいれば素敵だと思いませんか?

ワンオペ、ワンストップが素晴らしいと思われていた時代もたしかにありました。

集客から案内、契約、調査、ローン、リフォーム

全てを一人でこなすことによって、お客様は全て任せっきりでいることができる。

楽でしょ?

っていう時代が。

でも、全てにおいて一流な仕事ができる営業マンなんてそうそういません。(笑)

『契約を取ってくるのはすごい。でも、重説(重要事項説明書)や契約書を作らせたら全然ダメ。ちゃんと調査したー?』

っていう営業マンもいれば、

『リフォーム依頼受けたけど、まるっきり分からないから丸投げしとこー』

っていう営業マン。

『団信(団体信用生命保険、住宅ローンに付ける万一亡くなったり高度障害に陥った時に残債がチャラになるもの)なんてどこでも一緒でしょ?』

これから35年もローンを払い続けるお客様に対して、その商品説明もロクにできない営業マン。

何かに秀でているかわりに、何かが大きく欠如している。

これがワンオペ、ワンストップのサービスだったのです。

一人で全ての業務をこなすこと、これはお客様のためではなく、専門の分野のスタッフをおけない会社側の事情がそうさせていました。

大手不動産会社でも同じです。

契約を取る営業マンは売り上げをあげるため。

ローン担当者は、ローンを通すことが専門。

契約にかかわる調査をする担当は、契約リスクが会社に降りかからないための調査しかしません。

本来であれば、契約を取る担当者は、お客様のニーズに合った物件情報を提供するもの、提案するもの。

ローン担当者は、ローンを通すためではなく、より良いお客様に合った金融商品を提供するもの。

調査担当は、お客様に今後降りかかってくるリスクを調査し、そのリスクを説明するものでなくてはいけません。

アメリカの不動産取引では、契約を取るエージェント、契約業務の公平さを判断するエスクローローンのコーディネーターームインスペクターなどそれぞれの専門分野に特化した人たちが取引にかかわります。

2重にも3重にも不動産取引に関して、専門家が取引に関与します。

日本とアメリカでは法制度も慣習も違いますし、同じことを行うとそれぞれに新たな費用が加わり、購入者、売却者への負担が増大しますのでなかなか難しいとは思いますが、とにかくワンオペレーションの危険性は分かっていただけたでしょうか?

昨年、一昨年と日本の不動産において多くの不祥事が明るみに出ました。

ローンの偽造、建築工事の偽造、あり得ない金額でのサブリース契約をつけて破綻したシェアハウス会社のニュースもありましたよね。

これらも全てワンストップで起こった悲劇に違いがありません。

どこかで第三者が関与していれば起こり得なかったニュースだったのかと思うと、日本の不動産市場も今後アメリカのような不動産取引に変化していく可能性は高いのではないでしょうか。

なので、全てを一人でこなそうと考える必要はないのです。

誰かが足りなければ、誰かが補えばいい。

自分がプロフェッショナルだと思える領域で、その技術を磨いていくこと。

それが、今後の日本の不動産市場にも求められることであり、RE/MAXエージェントとして求められることとなります。

今うちのオフィスには、

実務経験の長いエージェント(業界歴27年のベテラン)

収益物件に特化したエージェント(日本全国の収益不動産を取り扱ってきた経歴を持っています。今年は海外不動産取引にもチャレンジしています)

実需(マイホーム)専門で売買仲介を長年経験してきたエージェント(売買取引件数でいうと当オフィスNo.1)

賃貸仲介経験10数年のプロフェッショナル(賃貸仲介会社でマネージャー経験あり)

賃貸管理の仕事を長年経験してきたエージェント(管理物件を多数抱え、数々の不動産関係の資格の保有者)

FP1級(ファイナンシャルプランナー)の資格を持ち、FPの観点から不動産仲介に飛び込んできたエージェント

グループホーム運営から、障がい者の就業支援まで幅広い分野で活躍してきたエージェント

リフォーム会社経営者

飲食店経営者

ホテルマンであり自らも大家さん

など、いろんな専門分野に秀でたエージェントが集まっています。

なので、それぞれの特性を活かし、過去の経験や知識からお客様に向けて最適なご提案ができる体制が整いました。

『〇〇な不動産があるんだけど、長年放ったらかしなんだよね、、、』

『長い間空きっぱなしの店舗、これどうにかならないかな?』

『毎年無駄に固定資産税払っているこのマンション、だれか借りてくれないか?』

『住宅ローンの支払いがきつくて、どうにかならないものか?』

どんな相談でもいいので、投げかけてみてください。

私たちが、チーム全員で解決する道を探ります。

最後になりましたが、私たちエージェントはお客様のJOKERであり、最後の切り札です。

手元に置いておけば安心。

そんな存在になりたいものですよね。

この記事を書いた人
大西 征昭

オーナー

大西 征昭Masaaki Ohnishi

不動産のことなら何でもお任せ。
ただの不動産屋ではないです、不動産の専門家です

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