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2022年1月8日

新年あけましておめでとうございます。今年はこんな年になる【不動産業界予測】

新年明けましておめでとうございます。

昨年はたくさんのお客様、業者様にお世話になりました。

おかげさまでコロナ禍で大変な中でも、なんとか無事に1年を乗り切ることができました。

ありがとうございます。

ただまた、日本中にオミクロン株が蔓延してきている状況ですので、気が置けない状態が続きますが何とか乗り切っていきましょう!

今年も皆様のお役に少しでも役立てるように頑張っていきたいと思っていますので、変わらぬご支援よろしくお願いいたします。

RE/MAXに加盟して3年が経過し、はや4年目へと突入しております。

この3年間で在籍エージェントさんが20名もの大所帯となり、集まる情報、お引き受けできる仕事の内容も大幅にUPしました。

やはり、人の集まるところに情報は集まり、人の集まるところにより多くの人が集まってくるということを実感できています。

今年はそのネットワークや、エージェントの知識を集約し、皆様のお役に立っていければと考えています。

と、ご挨拶はこの辺にして、

 

今日は今年の不動産業界の動向を少し予測していきたいと思います。

 

 今年はこんな年になる【不動産業界予測】

昨年同様、今年もコロナの脅威は継続しそうな予感がしています。

オミクロン株が流行し、爆発的感染力で感染者の数はまた昨年のように増えるかもしれません。

ただ、重症者の割合は低いようですのでそのあたりは多少の安心材料ではありますよね。

でも、海外からの渡来、往来は規制されたままです。

海外では今の日本に比べて、コロナ騒動はまだ収まっていません。

工場の生産ラインが止まったままだったり、いまだ大きな影響を受けたままです。

その影響で木材などの原材料は高止まりしたままです。

ウッドショックと言われた木材価格の高騰ですが、一時期に比べて多少はマシにはなったようですが、以前のような低価格までは戻っていません。

それに加えて、年末には住宅用建材などの原材料高騰を理由に、LIXILがトイレやユニットバスの希望小売価格を値上げすると発表しました。

建築費が高騰

昨年に比べ建築費は大幅に上昇しそうです。

昨年の時点で、一昨年に比べ建築費全体が値上がりしていましたが、今年はさらなる値上げにもつながるかもしれませんね。。。

今の不景気な日本で、住宅価格が高騰すれば誰も買わなくなるんじゃ?

こんな話をする人もいますが、値上がりしているのは建築価格だけではありません。

小麦や砂糖、食用油、パンやソーセージなど食品価格も大きく上昇しています。

そういえばドーナツの価格も値上がりするというニュースもありましたね。

最近のニュースで一番ショックを受けたのは、マクドナルドのポテト、MサイズLサイズの販売休止でSサイズのみの販売っていう話です。

物流の遅れの影響がこんな身近な世界にも影響を及ぼし始めています。

もううちの家族の間では、マクドのポテトの奪い合いが・・・(笑)

あっ。

話を戻します。

建築費が高くなれば不動産価格にも当然反映されることになります。

不動産で言うと、土地と建築費の割合の高いマンションが一番価格の影響を受けます。

新築マンション価格は当然値上がりしていくでしょうし、そもそも建築計画が少なくなり供給が減る可能性もあります。

新築マンション価格が高くなれば、中古マンションの市場価格も上昇します。

新築は高くて買えないとなると、当然触手は中古に動きますので。

実際にその現象はすでに始まっています。

こちらが2001年からのマンション平均価格推移

です。

東京23区では大幅に上昇。

近畿圏でも20年間で3割ほど上昇しています。

コロナ禍以降も上昇しているのが見て取れるのではないでしょうか。

ここにさらに建築資材の高騰の要素が加わるわけですから、さらなる上昇も予測されてしまいます。

ふと、昔のことを思い出しました。

マイホームを持つのが夢

こんなことをよく話していた時期がありました。

若者にとってマイホームを取得するのは夢の夢、高嶺の花と言われていた時期を思い出します。

バブル期は住宅価格が高騰し、住宅ローン金利も非常に高いものでした。

4,000万円の新築戸建を購入するのに、30年ローンで組んで毎月の支払いは約15万円。ボーナス時加算額は70万円。

とても庶民では手の届かないのがマイホームという時代があったんですよね。。。

これは、30年ローンで金利7%という計算で出した数字ですが、庶民でも手の届きやすい支払額にするために、親子ローン、50年ローン、ステップローン(当初5年間は支払額を抑え、その後支払いが急激に高くなる商品)なども登場しました

不動産価格は上がっていくけど、毎年給料もUPしていくよねという、まさにバブル期そのものの考え方に基づいた金融商品でした。

今の状況も、まさにそんな様相を醸し出してきています。

お隣の国韓国では、ソウル市内の不動産価格はすでに高騰し、一般庶民では手の届かない金額へと推移しています。

2017年と比べて50%も値上がりしているというデータも出ていたくらいです。

世界で見ると日本の不動産価格って、実はとても低いままで推移しているのです。

こちらが全米の住宅価格指数です。

20年前に比べて、約3倍に上昇しているのが見て取れます。

 

これに比べるとまだ2-3割しか情報していない日本の不動産市場は世界から見ると割安感があるのですよね。

そこに加え円安

本日現在で1ドルは115円55銭です。

仮に4,000万円の家を購入するとして、1ドル115.55円で計算すると346,170ドル。

1ドル100円の時なら400,000ドル。

実に13.5%ものディスカウントになっているわけです。

そこに世界各国と比べてまだ安い水準である不動産価格の上昇が見込めるとしたら、投資対象としては魅力的に映るわけですよ。

実際に昨年末当社の自社販売物件を購入していただいたのは、海外のお客さまでした。

そんな感じで、少し簡単な市場予測ではありましたが、今年の不動産価格に注目です。

今のうちにって思ったお客様はお気軽にご相談ください。

決して押し売りは致しません。

こんな私なりの見解をゆっくりとお聞きし、今後の参考にしたいと言っていただけるお客様のご相談お待ちしております。

この記事を書いた人
大西 征昭

オーナー

大西 征昭Masaaki Ohnishi

不動産のことなら何でもお任せ。
ただの不動産屋ではないです、不動産の専門家です

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