L-style NOWブログ

  1. HOME
  2. ブログ
  3. ルールのない自由はただの怠惰です
2021年1月9日

RE/MAX エージェントの働き方はとにかく『自由』です。

2週間、3週間働きっぱなしでも会社からSTOPをかけられるわけでもなく、逆に1週間、2週間の長期休暇を取って旅行に出かけるのも自由。

まぁこんな時勢ですから旅行に出かけるのも一苦労ですが。。

うちに在籍しているエージェントもその働き方は様々です。

 

週のうち5日〜6日オフィスに出社するエージェントもいれば、週のうち2-3日出社するエージェント、1ヶ月に1-2度顔を見ればいいかなというエージェント、出社する頻度さえ自由です。

朝オフィスに行くと必ずいるエージェント、昼の2時3時から夜遅くまでデスクワークに励むエージェント、寝袋まで持参してオフィスに泊まりこんで仕事をこなすエージェントまでいます。

これっていい意味では『自由』ですが結局『自分次第』なんです。

仕事がしたければいつまでも際限なくできますが、仕事をしなくても咎めらえない。

年末年始の休暇の取り方もバラバラです。

『年末はいつまで営業ですか?』

『年明けはいつから営業ですか?』

と尋ねられても、私は〇日から〇日まで休みです。

オフィスは開いているので誰か出社していると思います。

こんな感じです。

エージェントはチームには属していますが個人事業主ですので、出社義務はありません。

ですので、朝2-3時間働いてそのまま退社、そのあと彼女とデート。

こんなスタイルも実現できますし、

朝こどもを幼稚園に送っていき仕事、お迎えの時間には退社。

家族や恋人と最大限向き合って働くことが可能です。

 

業務の内容も様々。

実需(マイホーム用)の売買仲介を専門とするエージェント、収益物件を主に取り扱うエージェント、賃貸仲介をコンスタントにこなすエージェント、100室単位で管理物件を抱えるエージェントも在籍しています。

RE/MAX のエージェントになれば、『売買』をメインにするのか、『賃貸』をメインにするのか、『居住用』専門でいくのか、『テナント』や『店舗』、『事業用』をメインに攻めていくのかそこさえもエージェント自らの判断で選択していきます。

労働時間だけでなく、取扱い商品すらも自分で選択し活動していくわけです。

顧客開拓の手順も人それぞれ。

チラシポスティングから集客したり、DM中心に集客するのもあり、飛び込み営業、メール営業、紹介営業何でも、どの方法でも自分が得意とするフィールドで戦えばいいのです。

紹介しだすとキリがないほど、案件の獲得方法も存在します。

結局どのやり方をするのかでなく、どのやり方なら自分に合っているのか、またどのやり方なら長続きできるのか、そこを考えていくことが大切です。

イカつい風体の人が飛び込み営業をしても相手は怖がり警戒されますし、コミニケーション能力の乏しい人がいくら交流会に参加しても成果は上がりにくいかもしれません。

物件調査が苦手な人は、その業務を他のエージェントに外注したり、契約業務や事務作業などが得意なエージェントとタッグを組んで仕事をすることも可能です。

自分が得意な分野を最大限活かして働くことができる環境、それがエージェントのフィールドです。

 

一般的な会社員であるなら、長所を伸ばすより短所を補うことが求められます。

個人の成績より、周りの社員との調和。

社員として、その会社に合った自分が求められます。

売買仲介の営業マンとして雇用されたなら、賃貸仲介の仕事をしようとすると

『そんなこと、賃貸の子に任せておけばいい。自分の仕事をしなさい。』

リフォームの相談があっても、

『リフォームはうちの会社の指定の会社があるからそこを使いなさい。』

お客様本位ではなく、会社の目を気にしながら働かなくてはいけません。

会社からお給料をもらっている以上、まぁ当然と言えば当然なんですがね。

エージェントには固定給がありません。

出社ノルマや営業ノルマ、売上ノルマなども一切ありません。

そこ代わり、成約がなければ報酬は無償です。

『じゃあやっぱり、お金や数字にガツガツしている人ばかりの集まりなんじゃ?』

そう思われがちではありますが逆なんですよね、実は。

ノルマがない分、いつそのお客様の契約を決めてもいいし、お客様に契約を無理強いする必要がありません。

そのお客様に最適なタイミングで、最適な物件が見つかるまで物件探しは続きます。

物件が決まり、引渡しが終わっても、いつまでもいつまでも自分の大切なお客様なのです。

こういう、お客様に向き合って接客ができるこのスタイルが気に入ってエージェント活動している人も多いのです。

 

エージェントとしてうまく活動できていない人を見ていると、共通の課題が見えます。

それは『時間』の管理です。

出社ノルマ、売上ノルマなどがない分、限られた時間をどうスケジュールしていくかがとても重要になります。

サラリーマンなら、〇時に出社、〇時に帰社と決められていますし、飲食店舗などを運営していても営業時間があるため時間配分が分かりやすいのですが、自由出勤となると決まった時間に出社しなくていい反面ルーズになりがちです。

昼からオフィスに出勤し、夕方までデスクワーク。2~3時間作業して

『今日の仕事は終わり』

これでは成果など上がるはずがありません。

今日は朝10時にお客様とのアポ。

12時に商談が終わり、軽く昼食を食べ物件調査へ。

調査した内容をまとめるためにオフィスに出向きデスクワーク。

調査内容をまとめながら、空いた時間にポスティングできるようにチラシ作り、DM用のパンフレット作り・・・

作業が一段落した時点で本日の仕事は終了。

『明日は案内だから、お客様が気に入った場合に備えてローンの事前申し込み用紙と購入申込書を持っていこう』

『明日は案内なので、この物件で気に入らなかった場合に備えて近隣物件の物確(案内前の物件確認作業)でもしておこう』

1つの業務に対し、やるべきことは多数存在します。

事前準備はいくらやっても困ることはありません。

活躍しているエージェントはこうした事前準備を怠りません。

 

不動産の仕事はただ物件を案内し申込みを受ける。

これだけが仕事ではなく、そこからがお客様との長ーいお付き合いのスタートなのです。

オフィスに顔を出すのは週のうち数日、1日のうちの数時間かもしれません。

それ以外の時間をどう過ごしているのか、一つの案件に対しどれだけの事前準備ができているのか、これによって結果の差が生まれています。

物件資料をただそのままお客様に見せるだけではダメですよ。

誰でもできる仕事ではなく、自分でしかできない仕事を作り上げること。

これがエージェントとしての仕事の醍醐味です。

みなさんも自分の時間を有効活用してくださいね。

この記事を書いた人
大西 征昭

オーナー

大西 征昭Masaaki Ohnishi

不動産のことなら何でもお任せ。
ただの不動産屋ではないです、不動産の専門家です

  • line
  • facebook
  • twitter
  • instagram
  • youtube
  • tiktok