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  3. RE/MAXでなぜ女性エージェントが活躍できるか?
2020年11月28日

RE/MAX内でも増え続けている女性エージェント。

RE/MAXではなぜ女性が活躍できるか?

なぜ、他の不動産会社で女性の営業で活躍できないか?

というテーマについてお話ししたいと思います。

 

私がこの不動産業界に入社して、もう28年経ちます。

今はオーナーという立場になってはいますが、今でもお客様と商談はしますし、もちろん物件紹介・案内にも行っています。

というより、他のエージェントに負けないようにいつまでも自らも現役エージェントであり続けたいとさえ思っています。

私がこの業界に入った当初、どこの会社も真っ黒なブラック企業でした。

『休みは少ない』

『労働時間(拘束時間)がとにかく長い』

『有給休暇なんか取れるわけがない』

今の時代なら労基がすぐに飛んでくるような会社ばかりでした。

残業など当たり前。

パワハラ、セクハラなんて当たり前。

今考えたらひどい時代ですね。(笑)

それでもこの業界に居続けれた唯一の理由。

それは、完全なる実力主義の世界であったこと。

頑張れば頑張るほど(売上が伸びれば伸びるほど)給料も上がったし、評価もしてもらえたこと。

学歴もコネもなかった自分が人様以上に稼げる環境ってこの業界しか思いつかなかった。

それだけだったんですよね。

最初は。

 

今でこそ、お客様の喜ぶ顔が見たくてこの仕事を続けていますが、最初の動機はひどいものでした。

よく今まで続けてこれたものだ。。。

その当時、女性の営業マン(ウーマンになるか。。)は皆無でした。

賃貸の営業でたまに見かけるくらいで。。

売買仲介の営業手法っていうと新聞折込み一本の時代で、とにかく反響営業

電話問い合わせのあったお客様をオープンハウスに誘導したり、物件案内に誘導したり。

商談の詰めの部分は『夜訪』といって、ご主人の仕事が終わり食事の済んだ時間帯に訪問してクロージング。

なので、こちらの仕事が終わる時間は夜9時、10時。

時には12時を回ることさえあった時代です。

新人時代は、売買決済でも定休日である水曜日に入れられたりして、休日さえまともに取れないこともありました。

こんな職場環境では女性が長続きするわけもなく、男性ばかり。

しかもガツガツ、ゴリゴリした営業さんだらけ。

それが不動産会社でした。

今でもそんなイメージを持っているお客様も少なくはありませんよね。

とにかく女性が働く環境としてはあまり望ましくありません。

 

時代が変わり、労働環境も大きく改善されていきました。

不動産会社でも大手不動産会社では、週休2日制が義務付けされ有給休暇も安心して取得できるように労働環境は変わってきています。

それでも、仲介をメインにしている限り土日祝は仕事ですし、反響営業が基本である限り出社義務は免れません。

土日祝が仕事の職場で働くとすぐに気づくのですが、家族や恋人と過ごす時間や友人との会食の頻度も大きく減ってしまいます。

これは飲食店で働いている人も同じでしょうが、一般の人が休み、余暇の時間が労働時間になるためです。

これから結婚を考えている人、子育てを行っている人にはまったくもって向いていない職場です。

反響営業をやっている限り、自分の時間軸では仕事を行えません。

『この物件、今日見たいんですけど』

『今から案内できますか?』

そのタイミングを逃すと、お客様と接する機会すら失われかねないからです。

ポータルサイトから不動産物件の問い合わせをする際、お客様は一つの物件、自分たちの物件だけでなく複数の物件へ同時に問い合わせを行います。

その場で対応できなければ他社へ流れていってしまうためです。

従って、会社の営業日に合わせたスケジュール、お客様に合わせたタイムスケジュールしか組めなくなります。

男の人は結婚やこどもの成長に関係なく働けますが、女性がこの環境に身を置くとなるとかなりの配偶者や周りの家族の理解が必要になってきます。

これが従来の不動産会社では、女性営業さんが活躍できなかった大きな理由となっていました。

私自身が以前経営していた不動産会社にも女性の営業社員は数名いました。

結婚を機に退職したり、離婚することになったり。。。

 

私は、不動産というこの仕事、本来なら男性よりも女性に最適な仕事だと思っています。

女性は男性の気持ち、考え方を理解する力を持っています。

なので、旦那さんの気持ちももちろん奥様の気持ちも理解します。

でも、男性は旦那さんの気持ちは分かっても奥様の気持ちを理解しにくいものなのですよね。。

いまだに長年連れ添った奥様に、

『私の苦労なんか分からないでしょ』

こんなこと言われたりしていませんか?

私だけなのでしょうか。。。(笑)

キッチンや水廻りなど家事の導線、毎日買い物するスーパーの良しあし・・・

そんなことにさえ気づけなかったりします。

『ここだと、洗濯機回してすぐ干しに行くことができますよ。』

『洗濯物、下着とか干していても周りに見えにくいからいいですよね。』

『ここのスーパーは19時になったら総菜が安くなるのと、野菜が他のスーパーに比べて安くて新鮮なんです。』

男性ではできない気遣い、心配りが女性にはできたりします。

家に長い時間いることの多い女性向けに物件提案をできるのは女性のアドバンテージです。

 

ただ、前述したとおり労働環境が女性向ではなかったのですよね。。。

 

でも、RE/MAXのエージェント制度ではこの労働環境を払しょくすることが可能になっています。

RE/MAXエージェントの最大の特徴である自由な働き方

これによって、自分の時間軸での仕事が可能です。

会社に自分の時間を拘束されることがないため、こどもを幼稚園や小学校に送ってから出社、こどもが帰る時間には帰社。そういったことが可能になります。

案内予定があり土日両方休むのが困難でも、今週は土曜日は仕事で日曜日は家族と過ごす時間、来週は土曜日案内だけど日曜日は休もう。その次の週末は家族旅行。

こんなスケジュールも自由自在です。

RE/MAXエージェントは反響型の営業ではないため、自由な働き方が可能になっています。

その反面、紹介営業が中心となるため、自ら活動・情報発信をしない限り仕事にはありつけません。

ママ友繋がり、友人繋がりからの案件取得、新規クライアント獲得のための営業活動が必須にはなってきます。

当社で活躍している女性エージェントの小谷さん。

彼女はまさに知人から、知人繋がりからの案件、法人クライアントからの案件、それだけで昨年はRE/MAX JapanのNo.1エージェントへ登りつめました。

また、北海道では武田さんという女性エージェントも活躍しています。

案件数だけでいうとたぶん今年No.1です。

彼女たちは、プライベートを大切にしながらも仕事を心の底から楽しんでいますし、自分のお客様をとても大切にしていることが伝わってきます。

二人にとってはこの仕事はほんと天職なんでしょうね。

 

今、日本でRE/MAXエージェントとして活動しているのはまだ200名ほどですが、そのうち2割ほどが女性エージェントです。

男性社会と言われているこの業界で、唯一女性が男性に対等以上で戦える土俵【RE/MAX】であなたもチャレンジしてみませんか?

きっと誰よりも輝ける世界がそこには広がっているはずです。

 

この記事を書いた人
大西 征昭

オーナー

大西 征昭Masaaki Ohnishi

不動産のことなら何でもお任せ。
ただの不動産屋ではないです、不動産の専門家です

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