AIに仕事を奪われない「正しい使い方」Agent編
ChatGPTをはじめとした生成AIが、私たちの仕事の現場に一気に入り込んできました。
文章、企画、分析、提案書、SNS投稿。
不動産業務の多くが、数秒でそれなりの形になります。

その一方で、エージェントの世界では、静かに二極化が進んでいます。
AIを使って、仕事の質と成果を伸ばす人。
AIを使いこなせず、どんどん時代に取り残されていく人。
この差を生んでいるのは、なんでしょう?
「新しいことにChallengeし続けるかどうか」
ただそれだけです。
生成AIの発展で、私たちの仕事は随分楽になりました。
しかしその反面、仕事の質の差として明確に現れてきているのです。
これからの時代、AIを使うか使わないかではなく、どう使いこなすか?
そういう時代になっているのです。
目次
返ってきた答えを「正解」にしてはいけない
ChatGPTは非常に優秀です。
市場分析も、集客アイデアも、提案の切り口も、しっかり整理された形で返してくれます。
しかし、ここに大きな落とし穴があります。
それは、
AIが返してきた答えを“すべて真実”として鵜呑みにしてしまうことかもしれません。
たとえば、
「今は不動産を買うべきか?」
とAIに聞けば、金利や市況を踏まえたもっともらしい結論が返ってきます。
でもその答えは、
- その人の家族構成
- 仕事の安定性
- 将来の住み替え
- 性格やリスク耐性
そういった“人生の脈略”を背負っていません。
もしエージェントが
「ChatGPTではこうなっています」
という説明しかできなくなったら、その人はもうプロではないし、そもそもその人に聞く理由すらなくなってしまいます。
顧客は離れる一方です。

ただの情報の読み上げ係に成り下がってしまってはいけません。
AIに頼るほど、判断力は削られる
AIの答えを「正解」として使い続けると、
人は少しずつ考えなくなります。
違和感を持たなくなる。
別の可能性を探らなくなる。
仮説を立てなくなる。
これは不動産の現場では致命的です。
なぜなら、私たちが扱っているのは「相場」ではなく、
一人ひとりの人生の選択だから。
一人一人の人生は平均値で推し量ることはできません。
AIが出すのはあくまで「平均解」統計学なのです。
かたや、エージェントに求められるのは「その人にとっての最適解」。
ここを取り違えた瞬間、私たちの存在意義がなくなってしまいますし、そこに私たちエージェントが必要とされる理由があるのです。

集客でこそ、この差は決定的になる
ChatGPTを集客に使う人も増えています。
「SNS投稿を作って」
「ブログを書いて」
「チラシのコピーを考えて」
確かに案はたくさん出ます。
でも、そのほとんどはきっと誰にも刺さらない。
なぜなら、
“誰に、何を伝えたいのか”が決まっていないからです。
集客ができるエージェントは、
- この地域で
- この立場の人が
- 何に困っていて
- 何に不安を感じているか
こうした仮説を、すでに頭の中に持っていて行動しています。
その状態でAIを使うからこそ、
切り口、タイトル、構成、言い回しが一気に広がることになるのです。
AIは集客をしてくれるのではなく、
集客の思考を増幅してくれるもの、そう考えるべきなのかもしれません。

専門性 × 思想 × AI
RE/MAXのエージェントは、それぞれが専門性を持っています。
- 相続に強い
- 外国人に強い
- 賃貸オーナーに強い
- 移住者に強い
この「専門性」に、
「自分は何のためにこの仕事をしているのか」という思想が重なったとき、
AIは最強の武器になるのではないでしょうか?
でも、集客のことをAIに尋ねる多くの人は、このタイプではありません。
「どうやったら集客できるの?」
とか、
「不動産を買いたいお客さん集めたいんだけど、どうすればいい?」
みたいな抽象的な質問を投げかけます。
これでは、
一般的な回答しか返ってきませんし、
効果的な回答が返ってくるはずもありません。
自分の専門性、優位性をよりクローズアップしてくれるのがAI、こう認識するのが正解かもしれませんね。
AIに仕事を奪われないエージェントとは
ChatGPT、Geminiなど生成AIの正しい使い方は、きっととてもシンプルなものなのかもしれません。
答えをもらうために使うのではなく、
自分の考えを磨くために使うこと。
自分の仮説と意見を持ったエージェントは、
AIを使って10倍強くなる。
でも、考えを放棄したエージェントは、
AIに仕事を奪われていく。
この分かれ道に、私たちはもう立っているのかもしれません。
便利になったことで、私たちが必要なくなる、そんな世界にしないためにも、
しっかりと使いこなす立場でありたいですよね。
そのためには、やはり自分の専門性を磨く、
自分という個性を磨く
この必要があるのかもしれません。







