買いたい、でも買えない‥住宅価格高騰の時代に「家を持つ」ということ
「家を買いたい。」
そう思って物件を探し始めたものの、
価格を見てため息をつく。
今、そんな経験をしていませんか?
建築費は上がり、土地価格も上昇。
住宅ローン金利も少しずつ上がり始めています。
30年ほど前、
「家を買うことは人生の目標の一つ」
と言われていた時代がありました。
今はどうでしょうか。
「買いたいけど買えない」
その頃のように、そんな言葉が現実味を帯びて聞こえてくるようになりました。
この状況は今後どうなっていくのでしょうか。

目次
住宅価格が上がった理由
住宅価格の上昇には、いくつかの理由があります。
まず大きいのが 建築費の高騰です。

・木材価格の上昇
・職人不足
・資材価格の上昇
さらにここに
・人件費
・輸送コスト
が加わり、さらに高騰しています。
住宅建築は「一つ一つの積み重ね」です。
つまり材料価格が上がれば、家の価格は必ず上がります。
そこに土地価格の上昇が重なりました。
特に都市部では、ホテル建築の需要も高まっており
「土地が足りない」
という状況が続いています。
つまり
家を建てるコストそのものが上がってしまった。
これが今の住宅価格の背景です。

これは一般社団法人建設物価調査会が公表している建設物価建築費指数のグラフです。
5年前に比べると1.5倍もの価格まで上がっていることが読み取れますね。
かつて起きた「郊外化」という現象
住宅が高くなると、人はどうするでしょうか。
実は、日本では一度同じことが起きています。
それが郊外化、ドーナツ化現象です。
高度経済成長期、都市の地価は急上昇しました。
すると人々はどうしたか?
都市の中心ではなく
郊外に家を買うという選択をしました。
その結果生まれたのが
・ニュータウン
・郊外住宅地
です。
そして当時は
通勤2時間
という生活も珍しくありませんでした。
朝早く家を出て
満員電車に揺られ
会社へ向かう。
それでも
「マイホームを持つ」
という夢のために、お父さんたちは頑張ってきたのです。
今、同じことが起きるのか?
では今回も
「郊外化」
が進むのでしょうか。
その可能性はあります。
実際すでに
・都市から少し離れた地域
・郊外住宅地
への関心は高まっています。
しかし、昔と大きく違うことがあります。
それは人口減少です。
家族も2世帯、3世帯という大家族ではなく、両親とこども1人もしくは2人の小人数世帯。

厚生労働省が発表している「世帯数と世帯人員の状況」のデータによると、人口は減ってるのに世帯数は増え、平均世帯人数も2.20人と大きく減少していることが伺えます。
こうなると、郊外に大きな一軒家を持つという選択肢ではなくなるので、
過去のように、郊外化に推移するかというと、そうは思えない現実がここにはあるのです。
郊外が抱える新しい問題
人口が増えていた時代は
郊外に人が増える
↓
店が増える
↓
街が発展する
という流れがあり、
ニュータウンに人が集まってきた理由もそこにありました。
しかし今は違います。
人口は
減少しています。
つまり郊外では
・スーパーが閉店する
・病院が減る
・公共交通が減る
という現象が起き始めています。
住宅地として成立するには
生活インフラが必要です。
例えば
・スーパー
・病院
・学校
・公共交通
これらが揃って初めて
街は生活できる場所
になるのです。
しかし人口が減ると
このバランスが崩れていきます。

「遠くに家を買う」というリスク
もし郊外に家を買った場合、
こんな問題も考えられます。
例えば
・通勤時間の負担
・車がないと生活できない
・子供の進学
・将来の売却
でも一番の問題は、
実は売却リスクなのです。
もし将来売ろうと思っても
「買い手がいない」
という可能性が高くなります。
つまり
家を買う場所選びが
昔よりもずっと難しくなっているということを知っておかなければいけません。
都心の中古マンションという選択
そこで最近注目されているのが
築古マンションです。
特に都市部では
・築30年
・築40年
といったマンションでも一定の需要があります。
理由はシンプルです。
立地です。
・駅に近い
・生活施設が揃っている
・資産価値が維持されやすい
こうした要素は、
新築か中古かよりも
重要になる場合があります。
もちろん
・管理状況
・長期修繕計画(積立金の状況)
・耐震基準
など確認すべきポイントはあります。
しかし
「立地を買う」
という考え方は
これからますます重要になるかもしれません。

住宅購入を戦略的に考える
昔は
「マイホームを持つこと」が夢でした。

しかし今は
家を持つことは戦略
になりつつあります。
・どこに住むのか
・将来売れるのか
・生活インフラはどうか
そうした視点で
家を考える必要があります。
家は今でも「人生の基盤」
住宅価格が上がったからといって
「家を持つ意味」
がなくなったわけではありません。
むしろ今だからこそ、家を持った方がいい時代です。
家賃もじわじわと上昇気流に乗ってきています。
住宅ローンも上昇しています。
だからこそ、より慎重に選ぶ時代
になったと言えるでしょう。
・場所
・将来性
・資産性
こうした視点を持つことが
これまで以上に重要になってきます。
家を買うということは
単なる不動産購入ではありません。
人生の基盤を作ることなのです。
ここ数年で不動産を購入した人の多くは、
含み資産を持った状態になっています。
購入に慎重だった人は、買う機会を失った。
そう感じているかもしれません。
だからこそ
「買えるかどうか」だけではなく
どう買うか
を考える時代に突入してきているのです。
私たちと一緒に、未来予想図を描いていきませんか?

余談
最後に余談になりますが、私たちREMAX L-Styleでは、建築士・建築家であるエージェントと一緒に、これからの家づくりプロジェクトを推進することになりました。
サラリーマン世帯が、郊外の一軒家ではなく、都心部に近いエリアで手の届く範囲で戸建を提供するプロジェクトです。
予算、物件の選定、そして満足の行く住まい空間の提案、これからディスカッションを重ねて、みなさまにお届けできるようにしたい、そう考えています。
こうご期待!!






