社員の給料のために働くのはもう終わり。不動産業界で生き残るための秘策
目次
“社員を抱える不動産経営”に限界を感じていませんか?
実は、僕も以前は店舗型の不動産会社を経営していました。
固定給+歩合。いわゆる、どこにでもある一般的な不動産会社です。主な集客はポータルサイト。
当時は、社員を雇い、複数店舗を構え、広告を出し、毎月の固定費を払いながら経営していました。
「人を育てて会社を大きくする」
そんな理想も当然持っていました。
でも、現実はなかなか思うようにはいきませんでした。
採用しても、続かない

求人を出しても応募は少ない。
やっと入ってくれた人も、数か月で辞めてしまうこともしばしば。
時間をかけてようやく育ったと思ったら、独立していく、そんな子たちもいます。
今は、昔のように「とにかく現場で鍛える」というスタイルは通用しません。
若い世代は、働き方に対する価値観がまったく違うからです。
かといって、成果が出ないからと簡単に切れる時代でもない。
次の人が来る保証もない。
結果、経営者は我慢を重ねることになります。
これは、今多くの不動産会社が直面している現実だと思います。
社員が悪いわけじゃない
当時の僕も、何度も考えました。
「やる気がない?」
「根性が足りない?」
「教え方が悪い?」
でも、冷静になって見えてきたのは、
これは個人の問題ではなく、“社会構造の問題”だということでした。
終身雇用はとっくに崩れました。
人によっては、SNSで個人でも集客できる時代になり、
独立のハードルも下がっています。
そもそも不動産業者の開業なんて、数百万あればできちゃいますしね。
会社に所属し続ける意味そのものが、変わってきているのが今の時代です。
社員が変わったのではなく、
時代が変わっている。
今の時代を見ていると、そう感じています。
固定給モデルの限界

経営者として一番重かったのは、固定費です。
売上が良い月も悪い月も、
給料、家賃、広告費は変わりません。
リスクはすべて会社側。
責任もすべて経営者。
一方で、社員側には成果が出なくても最低限の給与は保証しなければいけない。
その当時、社員は30名近くいましたし、複数店舗を経営していたので、毎月少ない月でも1,000万円、多い月では1,500万円の経費が飛んでいきました。
この構造のまま続けていくと、
・自分はどんどん疲弊していく
・社員はどんどん受け身になっていく
・組織全体の成長が見込めない
・ポータルサイトからの集客も見込めなくなっていく
そんな未来が見えてきました。
正直、このまま続けても誰も幸せにならない気がしていたんですよ。
ということで、ポータルサイトからの集客に頼らない会社を再度作ることを決意しました。
RE/MAXというモデルに出会って
立ち上げ頭書は、うまくいきませんでした。
集客のルートを作るのに多くの時間を要しました。
毎日のようにポスティングとDM作り、そしてBlogを書く毎日。
セミナーを開催したいと考え、開催してみたものの、集まったのはたったの2人。
知名度がある会社でもなく、何者でもない人間が闘っていくことに限界を感じ始めていた時期。
そんな中で出会ったのが、RE/MAXのエージェントモデルでした。
最初はこれだって思いました。
知名度がない自分にブランド力をつけることができる。
しかも、自分と同じようなプロたちと一緒に切磋琢磨できる環境がそこにある。
ボクが作りたくて、作れなかった環境がそこにあるように思えたのです。
そこでREMAXに問い合わせをしました。
「エージェントになりたいんですけど、話聞かせてもらえませんか?」と。
固定給がない。それは今と何ら変わりない状況ですし、そもそも若い時からずっと完全歩合給でしか働いたことがなかったので、そこには一切のためらいもありません。
それどころか、このエージェントというワード、まさに自分が表現したい働き方だったのです。
それぞれが独立した個人事業主であり、プロとしての責任を全うする。
顧客第一に考え、真摯に仕事に向き合う。
自分が言葉に表せ切れなかったものがそこには詰まっていたのです。

まさかの結末、その1
RE/MAX本部の社長(その当時の小谷真千子さん、今はREMAX L-Styleのエージェントさん)と新人営業マンだった福井くん。
その2人が私が住むマンションまで会いに、そしてREMAXの説明をしに来てくれました。
今考えたら、その2人とここで会ったのが運命だったのかもしれません。
日本にこの働き方を浸透させたい。
その強い想いは伝わりました。
私自身も、その働き方は不動産業界の中で画期的だし、必ず浸透する。
そう確信したのです。
しかし、
最後にこう締めくくられました。
「REMAXのエージェントとして活動するためには、宅建業免許を返還していただかないといけません。」
そりゃそうなんですよね。
自分の宅建業免許があって、よその宅建業の免許を使って取引する。
都合の悪い取引はREMAXで、大きい取引でリスクのない取引は自分の会社で。
そんなこともできちゃいますもんね。
できて間のない会社とはいえ、ここまで数ヶ月頑張り、数百万円の開業資金も投下した状態でしたから、廃業してエージェントになるという選択肢は断念することになりました。
これが10年以上前の初めてのREMAXとの出会いでした。
1人で活動する日々
REMAXに断られ、話は振り出しに戻りました。プロの仲間と一緒に不動産エージェントとして活動する、その道は断たれましたが、理念は変わりません。
とにかく、世の中に転がっている不満や不安を解消する。
お客様に不動産の知識、見極め方すべて知ってもらったうえでジャッジしてもらう。
まずはそのために自分の持っている知識を先に披露してしまう。
そう考え、
毎日のようにBlogを書き、
定期的にセミナーを開催し、
DMに自分の想いを乗せて発信し続けました。
その結果、
1人、2人とお客様が増えていき、
安定した売上を作っていく事ができました。
しかも、以前のような重くのしかかる経費に押しつぶされることもなく。

仕事が安定してきて、心に余裕が生まれるはずが
仕事が安定してきて、心に余裕が生まれるはずが、
そうでない感情に揺さぶられていることに気付きます。
「もし、今自分が倒れたらどうなる?」
「ケガして入院することになったら、終わってしまうかも?」
「残された家族はどうやって生活していく?」
自分一人で仕事することにより、経費は大幅に抑えることはできました。
イヤな仕事を引き受けなくて済むようになりました。
大きな案件が決まった時も、誰かと分けるわけでもなく自分だけでストックすることができます。
でも、
それだけなんです。
リスクは回避できたように感じていましたが、潜んでいたリスクに気付いてしまったのです。

喜びも苦しみも1人
大きな案件が決まっても、喜びは一人。
理不尽な業者さんやお客様に対して、腹が立って怒っている時も一人。
それまで多くの人に囲まれて仕事していた自分として、すごく違和感を感じてしまっていたのです。
そんな時、3年前に営業に来てくれた福井くんと再会するわけです。
「大西さん、お久しぶりです!あれからいつも大西さんのBlog見てました。お元気ですか?会いに行っていいですか?」と
そこで、
それからのREMAXのこと、
少しづつ加盟店が増えていったこと、
そして、加盟店候補がいたら紹介してほしい。
とだけ言い残して帰りました。
加盟店候補を紹介してほしいのに、自分に誘いはなかった。
まぁ、その時小さな店舗で一人で経営していましたから、
「加盟店になるほど体力がないだろ?」
そう思っただけなのかもしれませんが、
なんだか勝手にスイッチが入っちゃったんですよね。
そのあとすぐに自分から連絡し、
本部で現CEOの佐久川さんと出会い、REMAXに加盟することを決意しました。
やるからには、本気でやる。
そして、同じ想いを持ったエージェントがボク自身のように必ずいる。
そして、かつて抱いていた夢のように、不動産のプロ集団を作ると。

同じように悩んでいる社長へ
そこからの頑張り(自分で頑張りと言っちゃうと格好悪いな)は過去のBlogに散々書いてきたので、またお暇な時にご覧ください。
REMAXに入ったら入ったで、
エージェントさんを集めるのに、最初は苦労しました。
でも、数名集まり出したあたりから、見える風景が変わってくるんですよね。
決して雇用では集められないような優秀なエージェント候補がどんどん集まってくるようになりました。
そして、結果を残すエージェントが、1人、2人と増えてくると、
新しいエージェントさんたちも、続いて結果を出せるようになっていくので、不思議なもんですよね。
今では、リクルートと呼ばれる募集行為はほぼやっていません。
BlogやSNSでたまにこうやって書くくらいのものです
それでも、今では30名を超える仲間と一緒に仕事をすることができています。
僕は一度、固定給+歩合の不動産会社を10年超経営しました。
だから軽々しくは言えません。
人で悩むこと。
育てても辞められること。
固定費に追われること。
全部、経験しています。
「社員が帰った後のオフィスで、一人で数字の計算をしながら溜息をついていませんか?」
「社員の生活を守る責任と、会社を守る板挟みになっていませんか?」
同じように悩んだ時期がありました。
もし今、
「このやり方を、このまま続けていいのか」
そう感じているなら、
世の中には“別のモデル”もあるということだけでも知ってほしいと思っています。

「不動産会社の社長を卒業し、自由に稼ぐ。『エージェント』という新しい経営のカタチ」
不動産会社の社長として、これまでどれだけの責任を背負ってきましたか?
社員の給料を守り、
高い事務所家賃を払い、
社会保険料や税金に追われる日々。
求人を出しても思い通りの人材は来ず、教育しても数年で辞めていく。
結局、多くの場合会社で一番数字を上げ、一番重いクレーム処理をしているのは、社長である「自分自身」ではないでしょうか。
ふと気づけば、自分の売上はすべて、会社の維持費と社員の生活を守るための「固定費」に消えていく。私自身もそうでした。
自分に残るのは、経営者という重い肩書きと、朝から晩まで続く「管理」という名のストレスだけ。
かつて、自由に、自分の力で稼ぎたくて独立したはずなのに、自分が作った「組織」という名の檻に閉じ込められてしまう、そんなケースも数多く見てきています。
もし、そんな限界を感じているのなら、そろそろ「社長」を卒業してもいいかも?
私が提案するのは、引退でも縮小でもありません。
「エージェント」という、不動産業界における最も合理的で、最も自由な、新しい経営への進化です。
組織のピラミッドの頂点で、動かない石を一人で支えるのは限界じゃないですか?
これからは、
世界基準の看板とシステムをプラットフォームとして利用し、
一人のプロフェッショナルとして、売上のほとんどを自分の手元に残す。
そんな「負けない経営」へシフトする時かもしれません。
「社員がいなくなって、一人で大丈夫か?」と不安に思う必要はありません。
RE/MAX L-Styleには、依存し合う「部下」はいませんが、高め合う「仲間」がいます。
面倒な管理業務からも、人間関係の板挟みからも解放され、あなたはただ、目の前のお客様と、大好きな不動産の仕事にだけ100%の情熱を注げばいいのです。
想像してみてください。売上300万円あげて250万円が経費に消える社長生活と、売上100万円で経費が2~3割、残りはすべて自由になるエージェント生活。
どちらが、自分の人生を豊かにするでしょうか?
「社長」という肩書きを捨てたとき、本当の「自由」と「利益」を手にすることになります。
今の実態と、自分の本当の理想を、一度天秤にかけてみてください。
組織のために自分を削るステージを終え、自分の人生を生きるための決断を。
その勇気ある「卒業」を、REMAX L-Styleは全力で支えます。
すぐに答えなんかでないでしょう。
でも、選択肢を持つことは、
経営者にとって大切な武器だと思いますし、REMAXにはたくさんの素敵な仲間がいます。
私はREMAX本部の人間でなけりゃ、スカウトでお金をもらっているわけでもありませんが、
エージェントではなく、オーナーとしての選択も応援します。
REMAXを始めたからには、REMAX JAPANが100社、200社と大きな母体になる、
エージェントもまだ総勢500名くらいの組織ですけど、1000人、2000人のエージェントを抱えるFCになる。
そんな未来も見たいと思っています。
そして、その中でTOPを張れるオフィスでありたいとも思っています。
そのためには、1人で悩みを抱えている不動産会社の社長さんたちに、解決策の1つとしての選択肢を持ってもらいたい、そういう思いで今日はこんな話を書いてみました。
このBlog記事を読んで、1人でもREMAXの新しい仲間になってくれたらうれしいな!
まずはこっそり、お茶でも飲みながら今の悩みを聞かせてください







