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  3. 情報を発信していくことの大切さ
2020年12月16日

新型コロナウィルスが冬になり猛威を奮っています。

感染者数も増大し重症患者も増え続けています。

GoToトラベルが中止になったり、飲食店などの営業時間短縮要請も発動されました。

一体日本は、世界はどうなっていくのでしょう?

 

人と会いにくい世の中になってきましたね。

新型コロナウィルスに感染するリスクを考えると、不要不急の用事ではできる限り不特定多数の人と接触を持ちたくない。

そう思う人がほとんどではないでしょうか?

薄い関係の友人、知人、セールスの人とは会いたくない。

というより、誘いに断りやすい空気感がまん延しています。

『不動産の営業もやりにくくなったでしょ?』

こういう質問をされることが増えました。

そうなんですよね。

一般的な不動産営業、特に反響のお客様のアポは以前より取りにくくなったかもしれません。

反響のメールが入ってもなかなかアポが取れない。

こんな話も巷ではよく耳にします。

でも、私たちエージェントには少し縁遠い話かもしれません。

なぜなら、私たちが行っている仕事はただ単なる不動産のセールスではないからです。

困っている人の声を聞き、相談に乗り、解決方法を模索し提案する。

ニーズを掘り起こすというより、お客様の悩みを一緒に解決してあげる。

それがエージェントスタイルです。

困っている人に寄り添って仕事をしているので、お客様側に私どもと会う抵抗はあまりありません。

一度会ってお話をすればあとはメールやLINE、Zoomでの報告作業をするだけなので、最初の念入りなヒアリング作業、これだけがお客様との長時間の接触ということになります。

購入相談の場合はまた違いますけどね。

その場合でも遠隔案内サービス、ZoomやLINEを使って写真や動画をリアルタイムで配信したり、現地付近の商業施設や買い物環境、小中学校への距離など生活環境を調べて報告したり、できる限り頻繁に内見に出向かないように配慮することは可能です。

RE/MAX L-styleでは早い段階からZoomによる相談、商談を頻繁に行ってきました。

来店しないと始まらない、こんなスタイルの不動産営業が主体だった従前の不動産業界。

あきらかにここ1年で変化してきています。

まさに私たちエージェントの仕事のスタイルが現代にマッチしてきたのではないでしょうか?

新型コロナウィルスのワクチン接種が欧米で始まりました。

ワクチンで感染を完全にストップできればインバウンド需要も復活するかもしれませんが、その結果が分かるのはまだ数か月後。

来年以降も今以上に新しい接客方法を模索しながら、お客様への対応方法を考えていかなくてはいけないでしょうね。

 

売買のIT重説も社会実験として始まりました。

リモートで不動産を購入する。

Amazonや楽天のようなショッピングサイトで買い物カゴに不動産物件を入れる時代、これも夢の話ではなくなってきてるのかもしれません。

でもこうした不動産業界のスタイルが変化していく中で、自社がどんな【業務】をし、どんな【サービス】を提供できるか、エージェントとしてどんな【活動】をしていて、どんな【付加価値】をお客様に提案できるのか?

それを発信していくことがとても大切になっていきます。

お客様からの口コミだけではなかなか浸透していきません。

SNSやブログを通じ、自分自身の活動報告だけでなく、その案件を通じ学んだこと、新しく得た知識や情報などを発信したり、今取り掛かっている案件の紹介を行ったりしていくことは継続していった方がいいでしょう。

私の場合、【競売】の入札サポートを頻繁に行なっていた際には、そこに関連した知識や情報をブログで発信したりセミナーを開催していたりしました。

そうすると定期的に競売入札の相談が入ってきましたし、【民泊】を運営していた際にはその関連の情報や知識を同じくブログやセミナーで発信していました。

その時には民泊関連の仕事の依頼ばかり入ってきました。

自分がどんな活動をしていきたいのか、今後どんな案件を獲得していきたいのか、それも自分が発信していく情報により左右されていくわけです。

何かに特化して発信していく方が、今のネット社会では検索に引っ掛かりやすく、お客様と巡り合いやすかったりしますよね。

先日、女性エージェントの話をこのブログで書きましたが、不思議な話でその後お二人の女性エージェント候補の方とご面談が成立しました。

これは全く意図せず書いた記事だったのですが、驚きは隠しきれませんでした。(笑)

誰かのために発信する、記事を書くのではなく、いつか誰かが求めてる情報を検索し巡り合う、これはブログの最大の特徴です。

SNSはタイムラインで流れていくので、その時その時の情報を発信するのに有効です。

先日もお預かりしている物件の残地物処理が終わり、建物内の写真を撮影しTwitterと Facebookで発信したのですが、フォロワーの人からすぐに連絡があり内見に繋がりました。

『エージェント活動で、何をするのが一番いいの?』

これもよく聞かれる質問ですが、何をするかではなく何でもしていくべきです。

私たちの先には必ずクライアントさんが存在しているからです。

お客様のためなら出来ることは何でもしなくてはいけません。

自分だけでなく周りにいる人間の知識を全て駆使し、ネットワークを駆使し、SNSやブログを駆使し、アナログな手法も全て駆使する。

これだけやったんだから仕方ないよ。

クライアントさんにこう言ってもらえたなら本望です。

決して自分で勝手にそう思い込んではいけませんよ。

【努力】は自分が認めるものではなく、他人に認めてもらえて初めてそれは【努力】と呼ばれます。

なのでいつもいつも、まだ何か出来ることはないか?

そう考えながら仕事をしています。

まだまだ努力が足りず、お客様に満足していただけていない案件も残っていますし。。。

私たちエージェントの仕事には【ノルマ】もなく【期限】もありません。

今月◯本契約を取った。

今月◯◯万円の手数料を稼いだ。

これは自慢にはなりません。

この仕事をしていて一番誇らしく思えるのは、お客様からの喜びの声を聞くこと、お客様の笑顔、そして感謝の言葉をいただくこと、これがエージェントにとっての一番の褒美です。

私たちエージェントにとって重要なのは、【売上】でも【契約本数】でもなく【顧客満足度】なんですよね。

数字には表しにくいものなので他人には分かりづらいものではありますが。

これからもRE/MAX L-styleは、お客様に最大限寄り添ったサービスを実践していきます。

ですので、お仕事のご依頼お待ちしております。(笑)

この記事を書いた人
大西 征昭

オーナー

大西 征昭Masaaki Ohnishi

不動産のことなら何でもお任せ。
ただの不動産屋ではないです、不動産の専門家です

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