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2024年10月4日

訪日外客数、7か月連続で同月過去最⾼を更新

観光庁が発表しているデータによると、昨年に比べて大幅に訪日外客数が伸びています。

コロナ騒動が明け観光客が戻った2023年。

過去最高だった2019年当時の勢いまでは戻らなかったものの、2500万人を超えたのは嬉しいニュースでしたね。

その昨年と比べた数字が上の表になります。

昨年度の比較によると、2024年1月~8月までの訪日外客数は、2023年度は15,190,280人。

そして、今年は24,007,900人。

昨年一年間の数字に匹敵する数字になっています。

でも、旅行客の顔ぶれを見るとコロナ前の様子と違ってきていることを感じているのではないでしょうか?

20219年当時、日本に訪れていた外国人の多くは中国人でした。

『爆買い』がニュースになるほど、多くの中国人団体客が挙って買い物に繰り出している姿は印象的でした。

でも、今の旅行客の顔ぶれを見ていると欧米系の人の姿を数多く見かけるようになりました。

アジア系は確かに多いのですが、その中に混じって、欧米系の人たちも増えてきているのです。

そのデータがこちらです。

2019年は韓国が全体の17.5%、中国が30.0%、台湾が15.3%とアジアがほとんどを占め、北アメリカ諸国(米国・メキシコ・カナダ等)の割合はわずか6.8%でした。

2023年、昨年度の数字を見てみると、やはり多いのは韓国・中国・台湾ですがその割合は、韓国が27.7%、中国が9.6%、台湾は16.7%という数字になっています。

この3国で占めている割合は、62.8%から54%と少し割合が減り、北アメリカ諸国の割合は10.3%とやや上昇しています。

アジア諸国の中でも、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシアなどの人たちは英語でコミニケーションを取りますので、これらの人たちが観光に訪れることが増えたことで英語を使う機会が増えてきているのかもしれません。

様々な国から訪れる国『日本』こうならないと、観光大国にはなれませんので悪くない傾向だと思っています。

アウトバウンドの方は?

日本政府観光局(JNTO)の発表している統計データによると、2024年の出国日本人数(対2019年比)は以下の通りです。

1月~8月の統計を見ると、-37.8%と大きく数字を落としています。

訪日外客数に比べると、出国日本人数は約1/3の数字になっています。

観光だけに限って言うと、こういうデータになるのですよね。

もちろんその影響は『円安』にあるわけですが。

ただ、富裕層の海外避難、海外移住は増えているそうです。

長期滞在者の数は若干減少しているものの、永住者は年々増え続けています。

この永住者のほとんどは高額所得者層だったり、富裕層であったりするわけですから、優秀な日本人がどんどん海外に流出しているといっても過言ではないかもしれません。

年間120~130万人の日本人が海外に拠点を移しているわけで、しかもこのほとんどが富裕層と考えると、私たち不動産業界の人間としては、その橋渡しをする存在になること、ここにビジネスチャンスがあることにも気づかなければなりません。

今、うちのオフィス、RE/MAX L-Styleとしても、まさにこの取り組みを強化している最中です。

まず、私たちが最初に考えたことは、

『海外移住といってもどこの国がいいの?』

『その国の治安はどう?』

『物価はどのくらいなの?』

『不動産価格、これからの市況はどう?』

そういう、お客様目線の話からです。

『自分たちが住むならどこがいい?』

その議論からすべてが始まります。

RE/MAXのオフィスを運営していますから、いろんな国のエージェントさん、オフィスオーナーさんから、その国の不動産情報をいただける環境にあります。

『空港まで送り出してくれれば、あとはすべてアテンドするから任せといて~』

こんな話もしてくれるのですが、

『自分たちがよく分かっていないものを紹介するのはどうなの?』

っていう疑念が払しょくできずに、お勧めできないままに終わっていました。

昨年はタイのバンコク、今年はインドネシアのバリと、RE/MAXのアジアコンベンションに参加し、その街の不動産の魅力に惹かれました。

経済成長の著しい国での不動産投資は魅力です。

街もエネルギーにあふれています。

かつての日本がそうだったように。。。

日本の不動産も、今かなり値上がりしてきました。

この状況が数年前に分かっていれば、みなさん挙って不動産投資をしていたはずです。

でも、アジアの国にはまだそのチャンスがたくさん転がっているように思えます。

なので、その市況、税制のこと、法律のこと、そして国のこと、文化のこと、政治のこと、知らなければ知らないことはまだまだたくさんあります。

そのためには多くの国の不動産市況を学ぶこと、そしてその国々の人と触れ合うことが必要になってきます。

そこで一番ハードルになるのが、語学力です。

残念ながら学生時代一生懸命勉強してこなかった私には、圧倒的にそこが欠如しています。

でも、それを補って余りあるのが、うちのエージェントさんたちなんですよね。

彼ら、彼女らを中心にしてこの流れを組織化したいと考えています。

RE/MAXのネットワーク、L-styleのエージェントさんたちのネットワーク、そして私は・・・・

多少の英語をしゃべれるようになり、コミニケーションを取ることに専念したいと思います。

でも、ここが一番ハードル高かったりして。。。

一年後期待してください。

一人一人に合った国を、一人一人に合った不動産をオーダーメイドで紹介できる仕組みを作り上げますので。

そのためのネットワーク作りに奔走します。

ということで、また新しいビジネスにチャレンジします。

この内容については、また追い追い(笑)

楽しみにしておいてくださいね~

この記事を書いた人
大西 征昭

オーナー

大西 征昭Masaaki Ohnishi

不動産のことなら何でもお任せ。
ただの不動産屋ではないです、不動産の専門家です

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