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2025年1月9日

こどもは親の鏡という言葉があります。

こどもが成長するにつれ、

『これ、ママの口癖と同じやん』

とか、

『こういう性格って、パパ似だね』

と思うことが増えていきます。

こどもの教育っていう話をすると、すごく子育てに力をいれている父親に聞こえますが、まったくそんなことはありません。

私はただただ娘たちを甘やかしているだけなので。。。

でも、親の普段の行動やしぐさってこどもたちはよく見ているのです。

小さいころ、アイドルの真似やヒーローの真似事をよくしましたが、大好きであればあるほど注視して、マネする行動を取っていくものです。

なので、この子口が悪いな。。

この子手癖が悪いな。。。

これも、知らず知らずのうちにパパやママのマネをしているだけなのかもしれません。

昨日、娘たちと一緒に外食した際、同じ店で食事をしていた他テーブルの父親が2~3歳の自分のこどもに対して、大声で怒鳴っている姿を見ました。

周りのお客さんみんなが振り向くほどの大声でです。

たしかに、よちよち歩きではありますが、席を離れ一人で歩きだし、店員さんや他のお客さんの歩行の邪魔になっていたのはたしかです。

でも、そもそも何で一人で席を立たしてるの?

とか、歩きだしてから大声で怒鳴るのではなく、席を立つ前に注意できないかな?

とか、親側がすべきこともあったのでは?

と思い、娘の顔をちらっと見るとかわいそう。。って顔でその子を見ていました。

うちの子が優秀って話をしているわけではありません。

その横で、サラダにドレッシングをかけるつもりが、間違ってごはんにかけたり、

『あー。間違った。ドレッシングかけちゃったからもう食べれない。パパどうしよ?』

って言ってたのに、次見たらそのご飯の入ったお茶碗空っぽになっていたり。

『食べるんかいっ。』

って思わず突っ込んだら、『うん』って言って笑ってました。(笑)

失敗しても後悔しない、笑って終わり。

やっぱ、パパの子です。

あの頃はよかった・・・

いつの時代も、

『自分が若い頃は〇〇だった。』

とか、

『今どきの若者は・・・』

こういう話は絶えません。

でも、この話は太古の時代から続いているそうです。

つまりいつの時代も同じなんです。

若い時の自分も、先輩に怒られていたし、その時の先輩も今の自分が感じていたことを感じていたに違いありません。

なので、年長者が若者に感じることは何も変わっていないのです。

ただ一つ違うことといえば、昔の人から見る若い人は、どことなく頼りない、しっかりしていない、こう評価しかなかったものが、今の若い人の中には、年長者をはるかに凌ぐ若者も数多く存在しています。

あっ。これさえもひょっとしたら一緒なのかな?

なので、時代のせいにするのではなく、不平不満を作り上げているのは自分自身なのかも?

そういう考え方が必要です。

私にももちろん大人になんかなりたくないって思っていた時期もありましたし、戻りたくない過去もあります。

でも、その時がなければ今の自分は存在していないわけで。。。

なので、過去も未来もすべてひっくるめて自分なのです。

そして、自分の周りの人たち、それさえもすべてひっくるめて自分なのです。

RE/MAXのオフィスをやり始めてから、その想いはもっと強くなりました。

自分のことを知ってくれていなかった人たちも、うちのエージェントさん経由で知ってもらったり、繋がったり、他のオフィスオーナーさん繋がりで覚えてもらったケースも少なくありません。

自分という一人の人間だけでは出会えなかった出会いがここにはあるのです。

なので、『あの頃はよかった』ではなく、

『今が一番』

常にそう思えるような生き方を心がけましょう。

オフィス運営とエージェントさんとの関わり方

加盟したばかりのオフィスオーナーさん、加盟を検討しているオフィスオーナー候補さんによくされる質問です。

みなさん感度の高い方ばかりなので、単純明快な質問はあまり飛んできません。(笑)

『エージェントさんってほんとに集まるの?』

とか、

『エージェントさん集めるためにどうしていますか?』

こんな初歩的な質問はあまりされません。

これは、本部の人たちとした後にお会いしているからなのかな?

『エージェントさんとの距離感って、どんな距離感ですか?』

とか、

『仕事でどこまで関わってますか、仕事以外でも接点持ったりしますか?』

なかなか答えにくい質問じゃないですか?

YES/NOで答えれる質問じゃないですし、一言で答えれる内容ではないので、いつも長尺で話をさせられる羽目になってしまうのです。(笑)

エージェントさんとの距離感、私の場合、これは相手が求めてる距離感をできるだけ意識しています。

ただ、今日はべったり、明日は放っておいて、こんなタイプは無理です。。

彼女との距離感とはちょっと違うのですよね。

とはいえ、成人したこどもと父親の距離感とも違います。

一番近いのはなんでしょ?

友人?先輩後輩?兄弟?

どの距離感であったりもしますね。

一つだけ、間違いなく言えるのは、社長と社員の関係性ではないということです。

雇用主と労働者、こういう関係性を構築するつもりはありませんので、一方的に上から発言したり、逆にお客さんのように丁寧に慎重に扱うこともありません。

運命を共有するパートナー、これが一番ぴったりとくる関係性かもしれませんね。

なので、オフィス側だけが一方的に潤って、エージェントさんが稼げない、逆にエージェントさんだけが稼げて、オフィス側が儲からない、この構図は望ましくありません。

一緒に喜べる関係性、これが一番望ましい形だと思っています。

エージェントになる方全員が不動産経験者ではありません。

当社の場合、新しくエージェントになる子たちの6~7割は未経験者だったりします。

最初は教えることの方が圧倒的に多くなり、教育する側の労力も多大にはなります。

その分、成約時のエージェントさんの報酬割合は低く抑えており、労力に見合った収益がオフィス側、もしくはサポートする先輩エージェントさんへの報酬へ変わります。

エージェントさん自身が経験を積むことによって、その報酬割合も変わるように設定しており、成長とともに収入も増えていくシステムを採用しています。

これにより、未経験エージェントも先輩エージェントと一緒に仕事をする機会が増え、経験値だけでなく知識、知恵も身についていくのです。

RE/MAXのオフィス運営を始めた当時は、経験者のエージェントが在籍していない時期もありました。

その時期は私自身がそのサポート、指導にあたっていましたが、その労力、要する時間は多大なものでした。

そこで、他のエージェントさんのサポートを仰ごうとしましたが、独立自営に近い形で活動しているエージェントさんにとって、その依頼は望んでいないものであり、今の形に変化するまで苦労した思い出があります。

なので、一概にオフィス側とエージェントさんとの距離感という話になると、説明が難しいのですよね。

オフィスに在籍するエージェントさんの数、その経験値によって変わりますし、オフィス側にマネージャー等がいるかいないかによっても変わってきます。

でも、いずれにせよ、エージェントの成功を誰よりも望み、その成功に向けて一緒に歩んでいくという姿勢は崩すことができないものです。

エージェントさんの成長とともにオフィスも成長していく、この形が一番理想としている形なのです。

まとめ

こどもは親の鏡、この言葉はRE/MAXのオフィスにもあてはまる言葉です。

RE/MAXのオフィスは日本全国に約60店舗ありますが、その色合いはオフィス毎に異なっています。

RE/MAXにはクセの強いオフィスオーナーさんたちが多数いますが、そのオーナーさんの元に集まってくるエージェントさんたちも、またそのオフィスに合ったエージェントさんが集まっています。

すごくアットホームなオフィスもあれば、外国色の強いオフィス、女性中心のオフィス、そしてうちみたいな多種多様なエージェントが在籍しているオフィス、どこのオフィスを取っても同じ系統のオフィスは存在していません。

多様性が求められる時代ですから、まさに今の時代に合った形態といえるかもしれませんね。

新たな自分なりのビジネスを確立していく、これがエージェントの目的ですから、ほぼ一から作り上げていく事になります。

その過程で、オフィスオーナーの進言や指導が基礎になっていくことになりますので、エージェントさんが思ったように動かないという不満や、なかなか芽が出ないという不満さえも自分のふがいなさが要因であるのかもしれません。

自分に言い訳をしない。

これは、いつも自分自身に言い聞かせている言葉です。

やるかやらないかの選択肢は私にはありません。

沸き起こった課題は、結局今やるか後でやるかの選択肢しかありませんので、どうせやるなら今からやろう、この決断にしかなり得ません。

なので、すでにエージェントとして活動している人たち、そしれこれからエージェントを志す人たちにも同じ言葉を送りたいです。

やらない理由を探している時間があるなら、やる方法を考えましょう

そして、やると決めたら即時に行動しましょう。

これから、あなたが何年生きようと、今が一番若いのですから。

もう年だからチャレンジできない

そうですか?

人間、死ぬまではいつでもチャンスは残されているのです!

2025年は巳年(へび年)です。

一皮むける年にしましょうね~

この記事を書いた人
大西 征昭

オーナー

大西 征昭Masaaki Ohnishi

不動産のことなら何でもお任せ。
ただの不動産屋ではないです、不動産の専門家です

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