あなたが一番時間を費やしているものは何ですか?
目次
世の中は不平等なもの
人に与えられた時間は、赤ちゃんもお年寄りも変わらず平等で24時間。
ただ、その時間をどう使うかは人それぞれです。
幼少期からスポーツに打ち込み、毎日何時間も練習する人もいれば、毎日何時間も勉強し続けてきた人たちもいます。
大人になったらどうでしょう?
主婦の人は毎日家事に追われ、サラリーマンの人は仕事に追われ、余暇の時間はどんどん少なくなっていきます。
みんな同じなんです。
生きていくってことは、何かに時間が取られるものであり、それは昔も今も変わりません。
余暇の楽しみ方が変わっているだけのことです。
会社でもそうですが、同じように仕事をしているのにAさんはどんどん出世していくのに、Bさんは後輩にどんどん追い抜かれていく。
こんな風景はどこの世界でもよく見かける光景です。
では、何でそんなに差がついていくのでしょう?
それは、余暇の過ごし方の違いです。
私たち不動産業界でもそれは変わりません。
仕事が終わって、毎日のようにふらふらと飲みに行き、愚痴をこぼす。
愚痴を吐き気分が良くなったら、酔っぱらったまま就寝。
こんなことを繰り返していたら、一生何も変わりません。
宅建士の資格でもそうです。
何年もこの仕事に従事しているのに、いまだ資格を保有していない人たちも数多くいます。
この人たちに共通していること、それは自分の力で未来を変えようとしていないところです。
冷静に考えたら分かるものなんですが、社会人になったら【世の中は平等ではない。】このことに気付いていない人はいないのではないでしょうか?
学校教育では、
世の中は平等。他人と同じことをできるようになりなさい。他人に迷惑をかけてはいけません。
そう教えられましたよね?
でも実際にはどうでしょう?
人と同じことをできるだけでは、出世できず、大してお金を稼ぐこともできないし、他人に迷惑をかける生き方をしている人の方が稼げていたりします。
世の中は平等ではないのです。
では、そのことを踏まえたうえでどう生きていけばいいのでしょう?
他人と同じことをできるだけではだめで、他人ができないこと、他人ができない何かを身に付けることが重要になってくるのです。
宅建士の資格は、不動産会社に従事する人の5人に1人は保有しておかなくてはいけない資格です。
そういう取り決めがあるくらいなので、保有していない5人のうちの4人になってはいけないのです。(笑)
この場合、宅建士資格を持っている唯一の1人は、会社になくてはならない存在です。
でも、その他の4人の人たちは、誰にでも取って代われる存在なのです。
どっちがいいでしょう?
前者がいいに決まっていますよね?
最低限の話ですが、この仕事に就いたなら、真っ先に取り組まないといけないことは宅建の勉強をすることなのです。
もちろん、会社からお給料をもらっているサラリーマンの場合ですと、日常決められた業務をこなす。
これは当たり前の話なので、そのスキルをつけるための営業知識を身に付けたり、日常業務を遂行するのは当然です。
で、その上の話です。
休憩時間に本を読んで学んだり、仕事が終わったら家に帰って学習する。
これを1年でたった300時間するだけで合格できるのが宅建士の資格です。
1年365日あるとすれば、毎日たった1時間弱。これだけの時間です。
2年かけて宅建士の資格を取ろう。
そう思っている人なら、毎日30分弱の時間でいいわけです。
このちょっとした時間を費やすだけで、他の不動産営業マンとは大きな差になっていきます。
資格だけでなく、他の面でも同じです。
何でもいいのです。
毎日30分、欠かさずに打ちこむ何か、これが将来の自分を変えていきます。
不動産資格にもいろいろあります
自分の将来、未来のために常に何かを学ぶ。これが大事です。
今の時代なら、英会話でもいいかもしれません。
不動産の資格も宅建士の資格以外にもいろいろあります。
先日私が無事合格できたCPM(米国不動産経営管理士)の資格。
①プロパティマネージャーのための倫理
②プロパティマネージャーのための金融計算と戦略
③不動産のメンテナンスとリスクマネジメント
④プロパティマネージャーに必要とされる人材管理
⑤プロパティマネージャーのためのマーケティングとリーシング
⑥不動産資産の融資と評価方法
⑦不動産資産の実績評価・不動産資産の実績評価-上級応用
⑧MPSA授業 マネジメントプランの書き方と使い方
と計16日間、累計100時間以上の研修を受けた上で、5時間にわたる最終試験をクリアしなくてはいけませんでした。
いい歳を取ったおじさんが、毎回しかめっ面をしながら勉強し続け、ようやく取得した資格です。
『もう勉強なんかしなくてもいいやん』
私がよく言われるセリフです。
でも、不安なんです。
自分が正しいと思っていることでも、それがほんとうに正しいのかどうなのか、もっと分かりやすい指標はないのか、常にそんなことを考えてしまいます。
お客さんに最良の提案ができているのだろうか?
今のニーズ、今のトレンドはどんな感じなのだろ?
それを知るためには、いつでも、いつまでも学んでいかなければなりません。
私が学ぶ理由、それは自分の提案に自信を持つためです。
なので、頭がボケるまでは学びを継続していきたいと思っています。
次はどんな勉強になるかは分かりませんが。(笑)
今からでも遅くはない
今が一番若い
これは自分自身が、何かにチャレンジするときに必ず意識する言葉です。
『もういい歳だから』
今や人生80年時代、これからは100年時代と言われています。
現段階で50代の人なら、これからの人生はまだ30年以上もあるわけです。
そう考えれば、まだチャレンジしてもいい歳じゃないですか?
RE/MAXには80歳を超えてからエージェントになった強者もいます!
『もう今さらだし』
今さら?
今さらというくらいだから、人生に悔いはないのですね?
もう一旗揚げたい、最後にもうひと踏ん張りしたい!
そういう想いがなければ、今さらでいいと思います。
今の人生に満足できているわけですし、あえてそれこそ今さらチャレンジする必要もないわけで。
でも、今の現状に満足しきれていないのであれば、今からでも遅いことなんかありません。
思った日がSTARTの日で、今日以上に若い日なんて、今後一切ないわけですから。
何にチャレンジするかは、人によって違うでしょう。
料理の勉強を始める、ゴルフを始める、それこそ宅建の勉強を始める、エージェントを志す。
何でもいいのです。
変わりたい!そう思った日が人生の吉日です!
何に一番時間を費やしていますか?
仕事、家族と過ごす時間、自分の趣味。
これも人それぞれです。
夢中にあるものがある人は素晴らしい!
でも、何となく過ごしている時間が多い人。これが一番残念です。
家に帰ったら、意味もなくTVをつけて見ている。今だとNetflixのドラマにはまりまくっている、スマホアプリに課金し続けている。。。
ドラマに影響を受けて、人生を変えるチャレンジをした人もいるかもしれませんし、スマホゲームに夢中になるあまり、アプリ開発者になった。
そんな人もマレにいるかもしれませんので、完全否定はできませんが、あまりにも効率の悪い時間の使い方です。。
休みの日は自分の趣味の時間を満喫し、それ以外の時間は仕事に集中し結果を残す。
素晴らしい時間の使い方だと思います。
奥さんが好きで、こどもが好きで、家族と過ごすための時間を数多く設ける。
働く原動力になり、活力になるのであれば素晴らしい時間の使い方です。
時間の使い方が上手な人は、仕事をやっても成果を残します。
逆に、自分の時間の使い方が下手な人は、仕事でもプライベートでも上手くいっていない人が多いのではないでしょうか?
今日から、毎日30分でいいので、自分が思う一番いい時間の使い方を過ごしてみませんか?
読書でもいいし、ランニングでもいいし、勉強でもいいです。
この積み重ねが、10年後の自分の未来を大きく変えていく事になるはずです!
私自身も、このことを今日改めて意識し、10年後の未来を切り拓いていきたいと思います。
みなさん、10年後にまたお会いしましょう!(笑)