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2024年5月19日

RE/MAXといえば

RE/MAXといえば、もちろん世界中で知られたグローバル企業。

全世界110ヶ国以上の国・地域に8600店舗、14万人のエージェントを抱える不動産チェーンです。

そして、私たちRE/MAX L-styleもその一員です。

このRE/MAXという組織の特徴は、日本国内だけでなく世界中のRE/MAX同士が非常に仲が良いというところに表れます。

なので、日本国内でも海外とのRE/MAX同士での取引がとても活発です。

まさに、グローバルな取引がRE/MAXの最大の特徴なのです。

そのおかげもあり、外国語堪能なエージェントさんが日本全国に存在しています。

うちのオフィスでも英語が堪能なエージェントは3名、中国語が堪能なエージェントは2名在籍しており、海外との取引を活性化してくれています。

地域密着が不得意なわけではない

グローバル、海外取引とだけ聞けば、地元密着な活動はしていない、日本国内をターゲットにしていない、そう聞こえなくもありません。

でも、日本にあるRE/MAXの加盟店は全て直営ではなくFCでの加盟店になります。

なので、その地域地域でその土地に地盤を置いた不動産会社さんたちが加盟している集団でもあります。

地元が弱いってわけではないんです。

ただ、今日本の地方都市の衰退は顕著になってきています。

人口流出が止まらない街も増えていますし、家を建てても売れない、そんな地域も少なくありません。

その中で、販路を地元以外にも見出したい、円安の影響もあり増えてきている外国人需要を取り組みたい、そう思ってRE/MAXに加盟してきたオフィスも少なくないはずです。

グローカルというのは、この言葉自体はかなり古くからあり、その起源は1980年代にさかのぼります。

海外市場に進出した日本企業が、現地の文化や習慣に合わせた製品やサービスを提供するマーケティング戦略として「グローカル化(Glocalization)」を打ち出したのが、始まりだそうです。

考え方としては、古くからあったものではありますが、ここ数年この言葉をよく耳にするようになりました。

グローバル、グローバルと、世界に目を向けなければいけないというのは、老若男女問わず誰もが理解していることでしょう。

それに対し、地方の衰退、高齢化、過疎化、空き家問題というのは、解決していかないといけない日本の課題です。

課題を放ったらかしにしたままグローバル化を進めていけばどうなるでしょう?

お金持ち、資本家はみんな国外逃亡し、国は衰退していきます。

それじゃダメですよね。

誰が考えても分かる理屈です。

ただ、衰退し続ける地方都市を救う手立てとしては、新しい産業を作るか、外から人を呼んでくるしかないのです。

少子化対策をしても、今生まれたこどもはいきなり大きくなりません。

今始めた少子化対策の政策が実るには、20年以上のスパンが必要なのです。

なので、地方再生のためにはグローバルの力を借りる、この必要があるわけですね。

産業を作る?

新しい産業を呼び込み地域を活性化した例で言うと、今やみなさんもご存じでしょうが、熊本県菊陽町です。

TSMC、半導体工場を誘致して、町おこしどころか完全にバブル状態になっています。

土地は高騰し、人材不足のためか食堂のアルバイトに時給3,000円というニュースも出ていましたよね?

まぁ、ボクたちにこんな大きな工場を誘致してくる力はありませんが、地元の飲食店を盛上げていく、このくらいのことはできるかもしれないので、最近は会社の近くで飲食することが増えました。

ランチも夜の会食も、近所で飲み食い、美容室も近くの美容室に変えました。

ちょっとしたことなんですが、結局こういうことの積み重ねが大事なんじゃないかなと最近思っています。

街に人が集まり、お店が忙しくなり潤ってくる。

雇用も拡大するし、働く人たちの住居も必要になってくる。

すべてが好循環してくるわけです。

なので、より多くの人たちに私たちが働く『長居』という街を知ってもらうための活動をしていきたいと思っています。

不動産屋という立場で、地域にどう貢献できるのか?

それをずっと考えてきましたが、所詮思いつくのはより高い金額で不動産を売ること。

でも、こんなところをGOALにしたくはありません。

不動産の価値を高めること、資産価値を高めること、この提案は今ある知識や経験で十分可能です。

昨年はCPM(米国公認不動産経営管理士)という資格取りましたしね(笑)

でも、その街の価値を高めること、それは自分たちだけの力では実現不可能です。

なので、街の人たちと少しづつ仲良くなり、一緒に長居の街を盛上げていく、そんな存在になれればいいなと。

外国の方々にもこの街の存在をもっともっと知ってもらい、多くの人たちが住みたいと思う街になれば地価を含め不動産価値は向上します。

不動産自体の価値を上げることは元々得意としていることですから可能なのですが、街全体の価値を上げるとなると飲食店、物販店、その他地元の商店の協力も必要です。

繁盛店が増えると消費も増え、必然的に雇用も生まれます。

なので地域イベントに参加したり、協賛したり、今年はそんな動きも積極的にやっていきたいと思っています。

寝かせたままになっているTUKTUKも活躍できるかも?

地域のみなさま、ご要望あればTUKTUK出張しますので気軽にお声がけください。(笑)

この記事を書いた人
大西 征昭

オーナー

大西 征昭Masaaki Ohnishi

不動産のことなら何でもお任せ。
ただの不動産屋ではないです、不動産の専門家です

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